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History(キャンプの歴史)

 1920年、神戸の六甲山麓において、YMCAは日本で初めての組織キャンプを行ないました。それから数えて今年で97年目を迎えます。この歴史は、「キャンプと言えYMCA」と言われる所以です。

 YMCAがキャンプを続けているのは、キャンプでグループ活動をすることが、青少年の全人的な成長にとって、極めて有効であると考えるからです。

CAMP (​キャンプって?)

 物質的に豊かな時代は、「あること」や「満たされること」が当たり前の時代です。

そのような中に育っているこどもたちもまた、この空気を吸って成長しています。

 私たちはこどもたちがキャンプを経験する中で、意図的に「不足」を作り出します。

その状況の中で、他者と繋がり、協力し、考え、工夫することを体験的に学びます。

 グループで活動するという事は、自分の思いだけではどうにもならないこともあります。自己主張が強ければ良いという事でもありません。他者といかにして折り合いを付けていくか。自分自身にいかにして折り合いを付けていくか。それが大切です。自分の事と同じように、他者を大切な存在として認める事。

​ キャンプでは、生活を通してこれらを経験し、学んでいくからこそ、青少年のより良い成長にとって欠かす事の出来ないものなのです。

CAMP の種類

①デイキャンプ

 デイキャンプとは、宿泊を伴わない日帰りのキャンプのことを言います。幼児の場合、3歳(年少)児から参加する事が出来る、キャンプデビューには最適のキャンプです。対象年齢やプログラムの内容によって、2〜5日のキャンプがあります。1日ごとの単発的なプログラムではなく、設定された全期間に参加していただきます。

②宿泊キャンプ(幼児〜)

 4歳(年中)児から宿泊キャンプに参加する事が出来ます。集合から解散まで、トレーニングを積んだ大学生のグループリーダーが、こどもたちのキャンプ生活全般のお世話をします。

 お友だちと一緒に参加されるこどもたちばかりではなく、初めて一人でキャンプに参加してくるこどもたちもいます。そんなこどもたちの不安を取り除き、こども同士を繋いでいき、一人ひとりにとってキャンプが楽しいものとなるように、こどもたちを支えていきます。

③宿泊キャンプ(小学生〜)

 キャンプには、海のキャンプや山のキャンプ、島のキャンプなど様々なロケーションのものがあります。海のキャンプでは、海水浴・カヌー・カヤック・ヨットが。山のキャンプでは、野外料理・森の中での基地づくり・湖での魚釣りなど。島のキャンプでは、島内探検・アーチェリー・貝殻拾い・磯遊びなど、キャンプによって特徴があります。

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